リサーチ会社Q&Meによると、ベトナムのコーヒーチェーン店は主に8店舗あるようだ。
今回ご紹介するのはベトナム国内で最大店舗数を誇る大人気コーヒーチェーン「Passio(パッシオ)」です。
パッシオとは?
お店はピスタチオグリーン色の爽やかな色合いの看板が目印のPassioカフェ。
2006年、第一号店がホーチミンに誕生し現在約70店舗、南部を中心に展開しています。
元々【チュングエンコーヒー】に勤めていたDoan DinhHoang氏が創業し、近年急速に各地に店舗数を拡大しています。
経営展開の特徴が2点あるのですが、1つ目はフランチャイズとしての展開ではなく投資家と50%割合で共同経営する形でブランド拡大を進めています。
2つ目はベトナム従来のカフェとは異なり、テイクアウトを積極的に取り入れている点です。スタイリッシュで新しい雰囲気のカフェが都市部を中心に拡大しています。
コーヒー19K(約100円)という立て看板を店舗前に置いているのをよく見かけますね。
パッシオをおススメする対象者
・お店でのんびりするのではなくテイクアウトして飲む人
・コーヒーのコップでおしゃれな人を演出したい人
パッシオのメニュー価格帯
飲み物
19,000~55,000 VND
バインミー
19,000~39,000 VND
PASSIOの関連会社
PASSIOの創業者は【チュングエンコーヒー】の元従業員
ひとりごと
会社の経営戦略的に”飲む場所は提供しない”代わりに高級なコーヒーを低価格で提供します。がコンセプトだと思う。
店舗のリース費用を抑えるためテイクアウトを推し進めていますが、店内での飲食へとシフトチェンジしている様子。
人とのつながりの場所を提供するのではなく会社の利益を優先した考え方だが、会社としてはとても合理的でスマートな考え方だと思うが、ビジネス的にベトナムのコーヒー文化と溶け合うかが問題のようだ。
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