水が合わないことでお腹をこわしたり体調不良になる人もいます。
せっかくの楽しい旅が台無しにならないためにいくつかアドバイスをしておきたいと思います。
世界で水道水を飲める国はたったの5%(10か国)です。
そしてベトナムは水道水を飲んではいけない国です。
詳しくはベトナムでは水道の水は飲めますか? を参考にしてください。
それでは日本人が水に関して気を付けたほうが良い点をご紹介していきます。
1,歯磨き
日本とベトナムでは水質が異なりますので、口の中に水を含むと違和感を感じます。
人によっては吐き気を感じたり、すぐに水を吐き出してしまいます。
ですので水道水を使わずにコンビニなどでペットボトル水を購入し口をゆすいでいます。
2,ご飯を炊く
日本人はお米が大好きな人が多いですよね。
味やにおいに敏感な人やこだわりが強い人はお米をとぐ水からミネラルウォーターを使用しています。
もしくは家庭の蛇口に浄水器を設置しています。
3,氷入りのドリンク
路上やレストランで販売されている氷は基本的には氷製造業者から購入をしていますが、時には自宅で水道水を凍らせているなんて可能性もあります。
また、業者から購入しているから安心なんてこともありません。
氷の保管や扱い方が衛生的に悪い場合も考慮する必要があります。
ローカル体験をしたい気持ちは分かりますが、リスクを伴うことを覚悟しておきましょう。
4,食べ物
ローカルのベトナム料理は生野菜を多く使用します。
衛生管理に優れたレストランであっても野菜は水道水で洗いますので消化器官が弱い人にとってはお腹を壊す原因になりかねません。
5,ビール
ベトナムのレストランでビールを頼むと、常温のビール缶とグラスが出されます。
大人数で行くと、段ボール1ケースを渡されることもあります。
そしてグラスに氷の塊を入れてくれるのです。
これがベトナムスタイル、氷がなくなれば店員さんに「ダー(đá)」とお願いしてみてください。
6,ベトナムの水道水は沸騰させたら飲めるのでしょうか?
ホテルの客室でコーヒーやお茶を飲む場合は、水道水を電気ケトルで沸騰させて飲みます。
一般的にお腹を壊してしまう大きな原因は「大腸菌」となりますが、大腸菌は75度以上の温度で1分間沸騰させれば死滅します。
煮沸で雑菌は消えますが、水に含まれる重金属やサビはそのまま残ってしまいます。
塩素は発がん性物質のトリハロメタンになり毒性が何十倍にもなるのですが、ベトナム人にがん患者が多いのにも納得です。
ですので基本ホテルにはペットボトルが1本無料で提供されていると思いますのでそちらを使用することをお勧めします。
7,お風呂・シャワー
石鹼やシャンプーの泡立ちが悪く感じるでしょう。
また、肌がつっぱったり髪がパサパサしたりすることがあります。
原因は硬水にあります。
硬水に含まれるミネラル成分カルシウムイオンやマグネシウムイオンが多く含まれているので、日本と比べて顔・身体・髪を洗うと泡立ち悪く、洗髪後の後味さっぱり感を感じることができません。
もし気になるようでしたら、シャンプーなどは日本から持ってくることをおススメします。
8,水分補給
水道水が飲めないからと言って我慢してはいけません。
高温多湿で日差しが強い国ですので、水分補給を欠かさないようにしましょう。
ぺットボトルの水を購入するお金をケチっていると脱水症や頭痛などのため、楽しい旅行ができなくなりますよ!
ベトナムで売られているペットボトルのお水
コカ・コーラ社の「DASANI」軟水
ペプシコ社の「Aquafina」軟水
などは軟水で飲みやすいと思います。
ネスレ社の「La Vie」軟水ですが、ミネラルウォーターなので硬度が高く味覚が鋭い人だと色々と味を感じ、美味しいと感じる人もいれば、不味い、臭いなどと感じる人もいます。
500mlのペットボトル1本が5,000~10,000ドン
ローカルブランドは硬水のものが多いので安さで選ばないようにしましょう。
まとめ
データ的に見て日本に住むよりベトナムに住むことは健康的ではありません。
毎日の食生活を考えたうえで健康への被害におけるリスクが高いことは間違いないでしょう。
そのことを理解しながら生活している人は30%もないですが、難しく考えても仕方がありませんので、今日も美味しいものを好きなだけ食べましょう!
【おススメ記事】
- ビンズン省にある3つのインターナショナルホスピタル【国際病院】
- 【マラリア・デング熱】蚊に刺されないようにするための効果的な方法
- 【ベトちゃんドクちゃん】ドクちゃんがベトナムと日本の外交関係樹立50周年への友好を語る
[…] […]