お土産屋さんにてかわいい小物やデザインの良い食器に巡り合うことがあると思います。
おみやげを相手に渡すとき、さりげなくこの知識を披露してみてください。
北にはバッチャン焼き、南には?と思った方は【ベトナムの陶磁器】南部ビンズン省のソンベー焼き の記事をご覧ください。
バッチャンとは?

「結婚してください。家を作るためにバッチャンのレンガを購入します」という格言があるほどベトナムでは親しまれています。
これは北部人の誇りと言っても良いのかもしれません。
言葉の意味で分けてみるとバッ(Bát) とは器、チャン(Tràng)とはお店を意味するそうです。
バッチャン村の場所
ハノイ市内から南東13km程離れた場所にある地域
交通手段

1人だとグラブバイクで行くと早いと思いますが、家族など複数人で行くときはタクシーやバスを選択した方が良いと思います。
47番のバスに乗って20分ほどで到着します。
バッチャン焼きの特徴

ベトナム北部のハノイ近くに位置するバッチャン村で作られているものをバッチャン焼きと呼びます。
製造工程は型に粘土を流し込んで作る鋳込み成型法。
絵付けは全て手作業で行われており、素朴ながらも繊細さもある焼き物です。
青い花は伝統的でもう何十年も描かれています。
トンボはベトナム人だけでなく、日本人や韓国人の顧客にアピールする傾向があります。
蓮と竹はベトナムのシンボルです。
茶色、黒、赤の濃い釉薬の陶器は外国人によく売れています。
バッチャン村の歴史

バッチャン村はベトナムで最も古い陶器村として認知されています。
一説によると李王朝時代(10C)までさかのぼります。
中国へ留学した学者数名が陶磁器に関する知識や技術をベトナムに持ち帰り産業化したといわれており、白い粘土が豊富にとれる地域に集落を作り多くの陶芸家がここに来て窯を建てるようになりました。
そして現在日本をはじめヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、そしてアジア全土へ、バッチャンのティーセット、料理皿、花瓶などが輸出されています。
また陶磁器の観光地として世界的に有名な地位を得ることができ、国がスマートツーリズムの名のもとに援助してくれるようになりました。
【ベトナム陶磁器】有名ブランド3選:ミンロン、Amai、バッチャン焼きをご紹介
バッチャン焼きの偽ブランドと見分け方

現在バッチャン村にあるバッチャン焼きの工房は減少傾向にありますが、ベトナム全土にバッチャン焼きが出回っています。
その商品の中には偽物が含まれていることがあるのです。

ベトナムはコピー製品大国なので気にしない人が多いのですが、もしあなたが気にするのであれば、気休めかもしれませんが”Bat Trang Vietnam”と裏に書かれてあるものが本物と言われています。
最近は伝統的なものを少しアレンジしたデザインも販売されているので、是非一つ手に取ってみて下さい。
バッチャン陶磁器博物館

この魅惑的な博物館は6つのフロアで構成され、それぞれが独特のスタイルで分類された見事な陶器コレクションを展示しています。
1階にはバッチャン陶器村の陶器の傑作が展示されており、カラフルな建築と魅惑的な照明で写真愛好家に活気に満ちた背景を提供しています。
2階では、村の歴史と発展に関する豊富な情報を提供し、訪問者にその豊かな遺産への洞察を提供します。

3階の現代美術センターでは、伝統と現代性の融合を強調し、現代陶芸の絶妙な例を紹介しています。
4階では、コーヒーとレッドリバーを見下ろす美しい景色の楽しい組み合わせをお楽しみいただけます。
5階には、お茶と繊細な茶道の芸術に特化した静かな空間があります。
バッチャン村観光ツアー

ホテルからバッチャン村までの送迎、工房内の案内や陶芸家との懇談会、そして焼き物体験ができて約50 USDで参加できます。
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