現在ベトナム南北鉄道がハノイとホーチミン間でつながっていますが、それとは別に高速鉄道を敷設するようだ。
実は2006年頃から構想は立ち上がっており、もうすでに計画はほとんど整っているみたいです。
今は資金繰りに頭を悩ましているのだそうだ。
南北高速鉄道の計画フロー
2025年までに資金面をクリアし、2030年までに鉄道プロジェクト着工、2045年までに鉄道全線の完成を予定しています。
26~30 年はハノイ―北中部ゲアン省ビン(約 280 キロ)、ホーチミン市―中南部カインホア省ニャチャン(約370 キロ)を優先的に整備する。
南北高速鉄道のルート
現在は全20省・市の駅数については同意しているものの、ハノイなど一部の省・市がルートや駅の位置について同意しておらず交渉が難航しています。
全線の60%が高架区間、30%は地上区間、10%はトンネル区間の予定である。24駅(3駅追加する可能性あり)と5つの車両基地を設置する
資金繰り対策
高速鉄道に対する国家プロジェクトの投資目的や魅力などをアピールしていく計画で、特に海外からの外資をあてにしています。
総投資額は 648 億米ドル(約9兆 6,700 億円)の見込み
ベトナムはこれまでに日本に政府開発援助(ODA)を含む新たな財政支援を要請しているが、日本を含む海外勢が仮に支援に踏み切っても、財政資金でまかなえるのはほんの一部だ。
採算性を重視する民間の投資を呼び込めるかどうかが事業実現のカギを握る。
南北高速鉄道車両について
複線でレール間 1,435 ミリメートルの標準軌を採用しています。
路線は旅客・貨物兼用とし、最高時速を時速 200 キロメートル程度に抑える方針です。
在来線の南北鉄道ではハノイ~ホーチミン間が約30時間を約10時間で運行
裏話
2009年にベトナムの首相が来日した際、鳩山首相と会談され、ベトナムは高速鉄道を作る計画があり、日本の新幹線方式を導入したいと述べていたそうです。
しかし2013年には時速300Kmの路線を敷設するには想定以上の費用が掛かるため、時速200Km以下の準高速鉄道に案を修正しました。
[…] 目指せ2045年ベトナム南北高速鉄道開通について […]
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