高速道路の概念はまだまだ新しく導入されたのは1998年頃からだそうです。
ベトナムでは、旅客輸送のうち道路交通が約 80%、貨物輸送においても道路利用が約60%を占め、依然として道路交通がベトナムの主要交通モードであるといえます。
「モノの移動」は「お金の移動」とも言われ交通インフラが整えば整う分、国の経済は発展していくことになります。
政府は国家戦略として、道路、高速道路、鉄道、港湾など新たな建設を計画しています。
ベトナム最初の高速道路
メコン川ツアーでよく使う道路でホーチミン市、ロンアン省、ティエンザン省を通過する全長約40kmのホーチミン市-チュンルオン高速道路が最初と言われています。
現在は料金収受権が満了し、高速料金を支払う必要がなくなりました。
南北高速道路区間(ファンティエット~ダウザイ)
南部ホーチミンからビントゥアン省を通る全長160kmの南北高速道路区間(ファンティエット~ダウザイ)が2023年4月末に開通したことで、大きなニュースとなりました。
観光地ファンティエットへ5時間が2時間に短縮されたことにより、観光業界や運輸業界にもたらす経済的利益は想像以上のものとなりました。
また、2025年9月就航を目指し建設中のロンタン新国際空港への接続も容易になりました。
将来的には、高速道路沿いに鉄道を走らせる予定です。
今後の新しい高速道路計画
2000年代中盤に初の高速道路が供用され、2023年までに高速道路網は1,832kmに拡張されてきました。
さらに2025年までには3,000Km、2030年までには5,000km、2050年には9,000Kmに延伸される予定である。
ベトナム西部の農家の声
ベトナム西部の主な産業といえば農業が盛んです。
例えば、メコンデルタ地域では、米や果物、野菜などが生産されています。
「新しい道路ができれば、ドンタップや他の省の農家の農産物がより遠くまで届くようになり、収入のチャンスとなります」
「この地域とホーチミン市が旅行や貿易、文化的交流を行う機会も増えてきます」
「高速道路の継続的な建設は西側の人々の喜びです」
高速道路は衛星都市にとって産業と物流の発展に必ず寄与するものであり、省内だけではなく国内の経済と社会を潤してくれるでしょう。
[…] ベトナムの高速道路事情について […]
[…] ベトナムの高速道路事情について […]
[…] 政府は国内の交通インフラ計画を2045年に焦点を絞っているようで、ベトナムの高速道路をはじめ、南北高速鉄道、ベトナム南北鉄道路線の延伸や南北鉄道線上の輸送貨物倉庫などの拡充、ベトナム南部に国内最大規模の港の整備、国際空港の建設などなど目白押しです。 […]