日本では鉄道貨物での運搬が多く見受けられるが、ベトナムではどうだろうか?
南北に長いベトナムではハノイからホーチミンまで南北鉄道が伸びている。
もちろん車での移動も可能だ!
国道1号線で両都市がつながっています。
あの大泉洋さんも某番組でバイクを走らせています。(2002年)
そして現在、南北高速道路が計画進行中です。
輸送における道路使用の割合
ベトナムでは、旅客輸送のうち道路交通が約 80%、貨物輸送においても道路利用が 約60%
を占め依然として道路交通がベトナムの主要交通モードであるといえます。
また、国内需要の促進を視野に入れ、国内の物流が進むことでさらなる国内の経済発展につなげようとしています。
陸上では南北高速鉄道や高速道路を計画進行中であり、海上では港湾事業も同時に進められている。
今回は南北鉄道の主要な2駅、貨物ヤードを含む追加建設や改修案についてみていきましょう。
南部ソンタン駅の改修工事
ソンタン駅は南部地域で最も重要な役割を果たす国内で最大規模の貨物駅となっています。
この駅は道路や鉄道など複数の交通手段が混ぜ合わさったインターモーダルの1つです。
駅は国道1号線沿いにありビンズン省とホーチミン市に隣接しています。
また国際鉄道輸送機能を兼ねており、中国やヨーロッパへとつながる輸送ルートにもなっています。
今回の改修工事では既存の倉庫などの改修や新しく2000㎡の貨物ヤードの建設を計画しており、投資総額は約1500億VNDとなっている。
北部カオサ駅の改修工事
北部ハイズン省のカオサ駅ではダイアン、カムディエン、フックディエンといった工業団地の近くに位置しています。
大きな港があるハイフォンにもほど近く輸出入の需要が大きいが、現在のカオサ駅では国内輸送のみしか対応していないため今回の改修作業で貨物の積み下ろしの道路や新しい税関オフィス、倉庫、貨物ヤードなどを整備する予定です。
投資総額は約3000億VNDとなっています。
[…] そしてその途中で交わる交通網には国道1号線、南北鉄道、ドンナイ省にあるロンタン国際空港とカイメップ国際貿易港である。 […]