皆さん、こんにちは今日はベトナムの国旗についての雑学をご紹介いたします。
知っているからどうということはないのですが、ただあなたの知識欲を満足させてくれるでしょう。
ベトナム国旗のサイズ
ベトナム国旗の原型は1940年ごろから現れ、社会の変動とともに国旗も変容していき、ベトナム南北統一後の1976年にベトナム社会主義共和国の国旗として採択されました。
旗のデザインは長方形で幅は長さの2/3にと決まっており、メインカラーは赤で、真ん中は黄色の五芒星です。
なお五芒星は旗の中央に配置され、半径は旗の長さの1/5に等しくなるように決められています。
旗は金星紅旗と呼ばれ国民に深く愛され続けています。
ベトナム国旗のデザイン
ベトナム人にとって、国旗は特別な意味を持っています。
旗の赤い色は勝利の革命の熱意や、犠牲になった同胞たちの血を象徴しています。
そして五芒星の黄色はベトナム人の肌の色を象徴しているとも言われています。
血肉と対照的に表現するとは奥深いものを感じます。
また五芒星の五大翼は共に戦う同胞の階級である『労働者・農民・兵士・青年・知識人』を表し団結の強さや素晴らしさを意味します。
そして、国民は国家そのものであることを主張しているのです。
国旗掲揚の注意事項
– 国旗を掲げるときは、星を逆さまにしない
– 指導者の写真や肖像画を国旗と一緒に吊るす場合、写真は国旗よりも低い位置に置く必要がある
‐ 自国とベトナム国旗を両方掲揚する場合、国旗を見る位置から、ベトナムは右側で他の国の国旗は左側の配置にする
もしこれらのことが守られていない場合は、逮捕される可能性もあるのでご注意ください。
国旗に対する思い
ベトナムで生まれ育った人なら誰もが国旗の意味を教えられ、覚えさせられます。
それはベトナム民族の魂であり、革命の理想であり、祖先のベトナム人民の崇高な犠牲の上に成り立っているものです。
国が統一された今日まで、国の大きな行事や祭りでは、風になびくベトナム国旗の美しいイメージが欠かせません。（共産党の教育方針）
実際には人それぞれの想いがあるとは思いますが、愛国心の強い方が多いのは間違いありませんね。
サッカーの試合では欠かせない
ベトナムで国民が全員で盛り上がるスポーツと言えば、サッカーでしょう。
特に韓国人の朴監督率いるU23の男子サッカーはものすごく盛り上がりを見せました。
現在、トルシエ監督に引き継がれましたがサッカーに対する国民の熱い情熱は衰えを知りません。
バイクで公道が埋め尽くされ一つの大きなうねりとなるのですが、ベトナム語でBãoと言い台風や嵐を意味します。
ちなみに日本の国旗に関して
日本の国旗は白地に紅丸ですが法律上は日章旗（にっしょうき）と呼ばれています。
日本では古くから日の丸とも呼ばれ親しみを込めて呼ばれてきました。
聖徳太子が遣隋使に託した文書以来、”日出づる国”とする考え方があり、赤い日の丸は日の出の太陽を象徴しています。
また紅白は日本の伝統色で、めでたいものとされており、赤は博愛と活力、白は神聖と純潔を意味しています。Wikiより
太陽、月、星のシンボルマーク
日本のように太陽を国旗のシンボルにしている国は緯度の高い温帯あたりに多く、国旗としては少数派になります。
一方、夜の空のシンボルである月や星を国旗のモチーフにしている国は赤道直下から緯度南北30度くらいまでの熱帯・亜熱帯に多くなります。
その理由として、温帯の国では太陽が昇っている日中が活動のメイン時間になる一方で、熱帯の国では太陽の暑さはきびしく活動時間帯が夜になることが原因だろうと人類文化社会学的に分析されているそうです。
つまり、熱帯では太陽は避けたい対象で、月、星が出ている時間が喜びの時間になっているということですね。
ベトナムが上記のことに関連しているかは不明ですが、そういう考え方もあるのか、フーンぐらいに思っておいてください。
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