ベトナムでの初出店から100店舗目を計画中
初店舗ホーチミンを拠点とする
2013年ホーチミンに第1号店をオープンさせてから今年で10年がたちます。2023年1月の時点で店舗数は、7つの省に87の店舗をオープンさせました。そのうち50はホーチミン市にあります。年内には100店舗目をオープンさせる予定です。
私が住むBinh Duongビンズン省には、昨年2店舗オープンしました。
場所はビンズンイオンモールとビンズン新都市です。ビンズン新都市は東急社が開発している地域で近くには工業団地VSIP2があります。
ベトナム国における事業は失敗?
スターバックスはベトナムで事業は失敗しているとの声もありますが、なぜそのようにささやかれているのでしょうか?大きな理由が2点あります。
理由①:豆の種類が違う
ベトナムコーヒーはロブスター種がメインですが、スターバックスのコーヒー豆はアラビカ種を使用しています。
ロブスター種の味は重く、濃く、雑味を感じるといわれています。しかしそれに慣れたベトナム人にとってはアラビカ種のコーヒーは味が軽く薄く感じ物足りていないのかもしれません。
理由②:価格設定
ローカルの店でブラックコーヒーを頼むと10,000VNDで飲むことができますが、Starbucksで一番安いカフェエスプレッソを頼むと40,000VNDです。
クチコミで最も多いのが、値段が高すぎる
ベトナム国における人気の理由
事業が失敗したと考える人もいますが、スタバを支持する人もいます。ではどのような理由があるのでしょうか?
理由①:客層の80%が40歳以下
年を取ってくると考え方が保守的になり新しい物を受け入れようとしません。
若者は流行に敏感で新しいものを受け入れ素早く順応しようとします。
コーヒーを楽しむだけではなく、その空間を楽しむ
理由②:魅力的で豊富なメニュー
ハスの実入りティーなどベトナムの文化に合わせたメニューを考えるだけではなく、続々と新作メニューを発表しています。
お国柄だとは思いますが、ベトナムは新しい物があまり出てきません。伝統のものを好み同じものを食す習慣がある気がします。ですので、トレンドに敏感な若者がこぞって試しに来ます。
コーヒーチェーンではあるが、人気ドリンクはコーヒーではない。
ベトナムのStarbucksスターバックス人気メニューランキングTop10
理由③:非日常的でスタイリッシュな店舗デザイン
コーヒーを楽しむだけではなく、その空間を楽しみたい
貧乏な生活ではなく、飲み物代に値するだけの裕福なステータスを感じたい
理由④:世界的なチェーン店(客層が海外の人)
ローカルに馴染めない海外の人にとっては、馴染みのある店に行くと落ち着くことができる。
特に観光客にとってローカルの店は抵抗を感じるようです。言葉の壁はもちろん衛生面やぼったくりなど不安があるようです。
理由⑤:スターバックス限定のグッズ、マグカップ、タンブラーなど
おしゃれでかわいい、ベトナムご当地限定グッズなどはお土産に最適です。
[…] スターバックスはなぜベトナムで人気があるのか?100店舗目を計画中! […]
[…] ・日本のスターバックスのように店内はきれいに掃除されています。 […]
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