コロナが終わってからベトナムに来る観光客の割合は韓国人の次にアメリカ人が多いそうです。
ではなぜこれほど多くのアメリカ人にとってベトナムは魅力があるのでしょうか?
アメリカ人から見たベトナムの評価
アメリカ人が行きたい都市ランキング1位
米国のオンライン旅行会社とメタ検索エンジンKayakの発表によると、ホーチミン市の検索頻度は前年比769%増で最もトレンドのある観光地のトップとなりました。(2022年12月)
ホーチミン市の次には台湾の台北、ニュージーランドのオークランド、シンガポール、香港が続きます。
また、ベトナムの都市は世界的にも評価されており、英国の市場調査会社ユーロモニター・インターナショナルがまとめた「2022年の世界の都市デスティネーション・トップ100」ランキングでは、ホーチミン市が昨年から11ランクアップして79位、ハノイ市は6ランクアップして88位となりました。
アメリカの旅行雑誌「Fodor’s Travel」は「2023年に必ず行く目的地40」にホーチミンを選びました。
東洋の真珠と呼ばれたホーチミン市は、フランスの植民地時代からベトナム戦争終結までの豊かで激動の歴史が色濃く残った街として人気があるとのことだ。
アメリカ人に人気のホーチミン市内観光場所
ドンコイ通りは別名をシャンゼリゼ通りと呼ばれています。
1800年後半フランス植民地時代に建てられたサイゴン大教会や郵便局からオペラハウスを過ぎてサイゴン川へと下る心地よい並木道です。
コンチネンタルホテルはアメリカ映画の舞台にもなっており馴染みがあるようです。
ベトナム戦争を生き抜いてきたクチトンネル観光、戦争を歴史に残した博物館なども、戦後40年を過ぎ暗い過去よりも明るい未来へ向かおうとしています。
雑誌では市内の観光ツアーを推奨しています。
ベトナム国は治安が良く危険性が少ない
旅行リスクを専門に扱うDuty of Care社はベトナムを東南アジアで安全な旅行先と分類しました。「ベトナムは政治状況が安定しており、テロの脅威がない」ことで定評があり、中程度のリスクに移行されました。
定年後は海外へ移住するアメリカ人が増えている
U.S.News&World Reportによるとリタイア後の移住先ランキングでは、39位にホーチミン市が選ばれたそうです。また、アメリカ雑誌Travel+Leisureではベトナムは生活費が安く、多様な旅行体験ができるとして、アメリカ人が定年後に移住するのに最適な8か国の1つとしてあげています。
安価な生活費や質の高い医療、犯罪の少なさなどから、リタイア後の移住先として票を集めたようです。
ビザ取得の問題
外国人が他国へ移住する際、最も問題になるのはビザです。東南アジア諸国は最長20年の「ゴールデンビザ」を導入したようですが、ベトナムではまだ適用されていません。
終の棲家に海外を選ばれる人にとっては、誰しもビザが障壁になると思います。日本人も同様に老後を海外でリゾート付きの老人ホームで過ごされるのはいかがでしょうか?
冗談ではなく、実際に介護業界の人たちは海外での受け入れ先を探していますし、専門家や政府の官僚なども現地へ赴き調査や、現地の政府関係者と懇談をしています。近い将来ビザ問題は解決されるのではないでしょうか。
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