店舗

ベトナムにはコーヒーのお店は数多くありますが、今回ご紹介するのは個人的におススメする「KING COFFEE(キングコーヒー)」です。

キングコーヒーとは?

TNI社長
写真:フォーブスアジア「キングコーヒーの女王」

キングコーヒーとはチュングエンコーヒーの創業者の元妻でありチュングエンの共同創業者及び経営を務めていたLe Hoang Diep Thaoが2020年に立ち上げたコーヒーショップブランドです。

ホーチミンに本社を構え、米国、オーストラリア、シンガポール、中国に4つの支店を持つTNI Corporation Company Limited(旧Trung Nguyen International)を母体としコーヒーの製造と輸出、カフェ運営を行っています。

コーヒーショップはホーチミンとハノイを中心に約45店舗構えており、アメリカのカルフォルニアにも1店舗構えています。

ベトナムの小奇麗なテーブル席のある一般的なカフェという感じで、メニューも非常にシンプルなカフェです。

アメリカでの地位獲得を目指す

TNIコーヒー

2021年にカリフォルニア州アナハイムリゾート地区で1号店をオープンし、現在フランチャイズの準備も進めていますが、今後の展望はどうでしょうか?

ティンタイングループ(Tin Thanh Group)と提携を結び、米国のサウスカロライナ州でタイヤ工場の建設に向けた地鎮祭を行ったばかりです。

ティンタイングループはSDGSの沿った再生可能エネルギー事業を手掛けており、今回の提携はキングコーヒーにとってコーヒー業界だけではなく、今後の幅広い経営戦略につながってくるのだろう。

ベトナムの食品・飲料業界TOP10

2022年飲料業界トップ10

2022年9月23日、ベトナムレポート合資会社(ベトナムレポート)は、2022年に食品および飲料業界のトップ10の名門企業を正式に発表しました。

TNIコーポレーション(キングコーヒー)は第9位に選ばれています。

企業は3つの主要な基準に基づいて評価およびランク付けされます

  1. 最新の財務諸表に示されている財務能力
  2. メディアの評判はメディアコーディング法によって評価されます–影響力のあるメディアチャネルで企業に関する記事をコーディング
  3. 調査対象と利害関係者の調査

キングコーヒーをおススメする対象者

・コーヒーの味が分かる人におススメします。

コーヒー豆の種類が多いので飲み比べてコーヒーの味を楽しんでほしいです。

コーヒー豆の種類からこだわっており、ベトナムコーヒーのロブスタ種だけではなくアラビカ種のブレンドや海外エチオピア、ブラジルなどから輸入しており本物志向

コーヒー豆の種類

コーヒー豆

  • BRAZIL (Bean)
  • COLOMBIA (Bean)
  • GUATEMALA (Bean)
  • ETHIOPIA (Bean)
  • DA LAT (Bean)
  • BUON MA THUOT (Bean)
  • BREAKFAST BLEND (Bean)
  • ESPRESSO BLEND (Bean)
  • SIGNATURE BLEND (Bean)

粗びき

  • GOURMET BLEND (Ground)
  • INSPIRE BLEND (Ground)
  • PREMIUM BLEND
  • EXPERT BLEND 1 (Bean & Ground)
  • EXPERT BLEND 2 (Ground)
  • EXPERT BLEND 3 (Ground)
  • WEASEL (Ground)
  • LEGACY (Ground)
  • GOLDEN (Ground)

キングコーヒーのメニュー価格帯

メニュー

飲み物

30,000~150,000 VND

食べ物

バインミー 29,000 VND

スパゲティ 60,000 VND

ケーキ 20,000~30,000 VND

おみやげ製品

TNI商品

コーヒー豆から粗びきそしてインスタント製品が販売されています。

参考価格

コーヒー豆 500g 110,000 VND

インスタントコーヒー 50袋×24g 150,000 VND

インスタントコーヒーは一袋に入っている粉の量が他社よりも多く、甘いのが特徴的です。

キングコーヒーの関連会社

Trung Nguyen Legend 創業者の元妻であり、元従業員

Tin Thanh Group 再生可能エネルギー事業

ひとりごと

私は甘いコーヒーを好みますので、毎朝キングコーヒーのインスタントを愛飲しております。

ベトナム国内での店舗拡大よりも世界のコーヒー市場でTNI(キングコーヒー)が伸びてきそうな気がします。

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By なら

介護業界で15年ほど勤務、近年はベトナムの介護施設で管理者として働く。奥様はベトナム人、息子一人。ベトナム語を勉強し、幾度も挫折を繰り返し復活しています。

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